
IANTD(International Association of Nitrox and Technical Divers)は1985年にアメリカで設立された、ナイトロックスを含めたテクニカルダイビング及びスポーツダイビングのトレーニングを行っているダイビング指導機関です。フロリダ州マイアミの本部以下世界20数ケ国にライセンシー支部があります。
IANTD創設者のディックラトコウスキー氏は、ミックスガス及び再圧チャンバーにおける専門家であり、アメリカNOAA(National Oceanic Atmospheric Administration)で35年間ディレクターとして在籍しました。氏はNOAA退職後、現IANTD本部のCEOであるトムマウント氏等と共に IANTDの前身であるIANDを設立。現在、IANTDの技術・知識は広くUS.NAVY(アメリカ海軍)、NASA(アメリカ航空宇宙局)に取り入れられ、IANTDメンバーが各所に赴きトレーニングを行っています。
IANTDのテクノロジーはEANx(Enriched Air Nirtox)にとどまりません。トライミックス(酸素、窒素、ヘリュームの混合ガス)ダイビング、最新のリブリーザー(呼気を循環させ再吸気させる潜水具)ダイビング、これらの技術を利用したケイブ(洞窟)ダイビング等の、いわゆるテクニカルダイビングを世界で最も早くプログラムを体系化し指導しています。
テクニカルダイビングは、欧米では既に、既存のスポーツダイビング(レジャーダイビング)、コマーシャルダイビング(作業潜水)とは別の新たなダイビングのカテゴリーとして認知されており、数少ない上級レベルのダイバーの間で楽しまれているアドベンチャーダイビングです。限られた(選ばれた)タイバーが、徹底した技術・知識・メンタル面でのトレーニングを受け、常にスキルアップをしながら徹底した自己安全管理のもとで行なえるのがテクニカルダイビングです。
また、テクニカルダイビングの基本セオリーや基本スキルは通常のレクリエーショナルダイビングにおいても非常に有益であり、 今やIANTDスポーツダイバーカリキュラムも世界レベルで拡大しています。特に、IANTD Deep Diverプログラムや、IANTD Advanced EANx Diverプログラムはインストラクターの管理下でテクニカルダイビングの基本を学べるコースとして広く世界で認知されコースが開催されています。