遠出でホテルなどに宿泊したことがある人は多いと思います。そして、多くの人はどのランクの部屋にするか迷った経験があるのではないでしょうか。
ダブルやツインなどの違いは分かりやすいですが、スイートルームやスーペリアルームなどは分かりづらいですよね。
そこで今回は、スイートルームやスーペリアルームとは何か、その他の種類や違い、選び方を紹介します。
スイートルームとは?ホテルの部屋の種類を解説
恋人の誕生日や何か特別な日にホテルの予約をしようとした際に、どの部屋を選んだらいいのか迷ったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
一定以上のランクのホテルには様々な種類の部屋があり、広さや設備、価格などが変わってきます。また、通常の部屋よりもランクの高いスイートルームやスーペリアルームですが、高級ホテルにはそれ以上のグレードがありますが、どういった特徴があるのか気になりますよね。
それでは、スイートルームとは何か、スーペリアルームやその他の種類についてみていきましょう。
リビングと寝室が繋がっている部屋
スイートルームとはリビングや寝室が一続きになっている部屋のことを指しています。スイートルームは通常の部屋とは違い、リビングや応接間などがあることが多く、家具やアメニティが豪華だったり、浴室がゆったりとしていたりすることが多いのが特徴です。
また、スイートルームにはベッドが置かれているスペース以外に、リビングスペースがあり、扉で仕切られていないのも特徴と言えるのではないでしょうか。
スタンダードよりも上なのがスーペリアルーム
スーペリアルームは上質な、高級なという意味を持つsuperiorという単語が使われています。そのため、スイートルームほどではありませんが、スタンダードルームよりも高級感があり、アメニティや家具、浴室が充実しているのがスーペリアルームです。
スーペリアルームは部屋の広さが30平方メートル以上であることが一般的となっています。
セミスイート・ジュニアスイート
ホテルの部屋のグレードが最も高いのは、一般的にスイートルームだとされており、それに次ぐのがセミスイートやジュニアスイートだとされています。
スイートルームは寝室とリビングが別々となっていますが、セミスイートやジュニアスイートは併設されているのが特徴です。
また、スイートルームやセミスイートやジュニアスイートは、専用ラウンジなどのサービスを利用することもできます。
エグゼクティブ
エグゼクティブはセミスイートやジュニアスイートの次に高いグレードの部屋で、スーペリアルームよりも部屋が広く、高級感があるのが特徴です。
ただ、エグゼクティブは必ずしもリビングスペースが設けられている訳ではなく、ホテルによって異なります。しかし、エグゼクティブはグレードの中でも高い位置にあり、スイートルームなどと近いレベルのサービスを受けることができるので、ホテルによってはクラブルームと呼ばれることもあるようです。
デラックス・モデレート・プレミア・グランド
デラックス・モデレート・プレミア・グランドといったグレードの部屋は、スーペリアルームと同程度の広さや高級感があります。これらの呼び方はホテルによって異なりますが、部屋の広さなどはそこまで違いはありません。
ただ、部屋の広さ的にはデラックスが最上位に当たり、客室にはゆったりと過ごすことができるソファやカウチがあります。
スタンダード
スタンダードはホテルの部屋の中でも標準的なグレードとなっています。そのため、スイートルームやスーペリアルームよりも部屋は広くなく、専用ラウンジなどの利用をすることはできません。
ただ、部屋には作業用のデスクなどが置かれていることが多いです。しかし、スタンダードルームと言っても、超高級ホテルだった場合は50平方メートルを超える部屋もあるとされています。
ホテルの部屋の違いや選び方を紹介!
スイートルームとは何か分かりましたが、予約などをする際には違いや選び方を知っておくことが重要ですね。特に、一緒に泊まる人との関係性によっては部屋のグレードだけではなく、ベッドのタイプなども重要になってきます。
それでは、ホテルの部屋の違いや選び方を詳しくみていきましょう。
ラウンジ利用の有無
スイートルームとスタンダードルームの違いとしては、ラウンジ利用の有無が挙げられるのではないでしょうか。
スイートルームなどがある高級ホテルには、特定のグレードの部屋に泊まっている人だけが使うことができる専用スペースが設けられています。そういったスペースをラウンジと呼び、無料で飲み物や軽食などを飲んだり、食べたりすることが可能です。
また、スイートルーム以外の人も、追加料金などを支払うことでラウンジを利用できるホテルもあります。
部屋の広さ
部屋の広さや違いと選び方に関わってくることです。
部屋の広さは各グレードによって大きく異なっており、スタンダードルームの場合は20平方メートル~30平方メートル未満となっていることが一般的とされています。そして、グレードが最も高いスイートルームの場合は、50平方メートル~100平方メートル以上であり、部屋を選ぶ時のポイントにもなってきます。
部屋が広いことで料金も高くなってしまいますが、ゆったりと過ごすことができるので狭いのが嫌な人はスーペリアルーム以上を選ぶようにしましょう。
設備
ホテルの部屋を選ぶ際には部屋の広さなどだけではなく、設備に注目することも重要です。
スイートルームなどのグレードの高い部屋であっても、ユニットバスであったり、お風呂とトイレが同じ空間にあったりすることがあります。日本人はユニットバスに慣れていない人も多いですし、疲れも取りにくいので独立洗面台になっている部屋を選ぶようにしましょう。
禁煙どうか
一昔前のホテルでは喫煙ができる部屋が多くありました。
しかし、現在は禁煙となっている部屋も多くなり、愛煙家にとっては由々しき問題と言えるのではないでしょうか。
また、たばこ嫌いの人にとっても禁煙かどうかは重要な問題であり、喫煙ルームの場合には匂いが残っていることが少なくありません。そのため、たばこが苦手な人は禁煙ルームを選ぶようにしましょう。
ベッドのタイプ
ホテルのベッドのタイプは様々あり、シングル、ダブル、ツイン、クイーン、キングなどがあります。
恋人同士や家族で宿泊するのであれば、どのタイプでも問題はありません。しかし、出張などの場合にはシングルやツインなどベッドが分かれているのを選ぶようにしましょう。
また、レジャー目的の場合でも、人によってベッドのタイプの好みは分かれるので、種類で選ぶのも1つの手です。
まとめ
今回はスイートルームやスーペリアルームとは何か、その他の種類や違い、選び方を紹介しました。
ホテルなどの部屋はスイートルームなどといったグレードがあり、広さやサービスなどに違いがあります。そのため、設備や部屋の広さで選ぶのも手段の1つですが、グレードによって料金も高くなるので、金額の面から選択するのも良いのではないでしょうか。