近年、様々なことに対して多様性が求められるようになってきています。そして、従来の結婚ではなく、事実婚という形を取る人も増えてきて、その際にパートナーという言葉が使われていますが、恋人とは何が違うのでしょうか。
そこで今回は、恋人とパートナーの違いは何か、ダーリンとハニーの意味や違いを徹底解説します。
恋人とパートナーの違いは何?
多くの人は彼氏・彼女ができた際に恋人と表現することがあると思います。しかし、近年は結婚などのシーンでパートナーと使われることがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
これまでパートナーという言葉が使われていたのはビジネスパートナーということが多かったですが、それとは違った意味があるのかもしれません。
それでは、恋人とパートナーの違いについて探っていきましょう。
一緒に人生を歩む相手
多くの人は恋人と末永くいたいと考えていますが、些細なことで別れてしまったり、自身のことを優先したいがために離れてしまうことがあるので、一時的な関係であると考えられています。
しかし、パートナーは人生のパートナーと使われることがあるように、これからの生活を一緒に歩んでいくような相手のことを指すと考えられているようです。
パートナーは英語でpartnerと書き、配偶者、なかまという意味があるので、人生を一緒に歩んでいく相手と関係であるというのは正しいのかもしれませんね。
全てを共有できるか
恋人とパートナーの違いは全てを共有できるかではないかとされています。
どちらもお互いに好きという気持ちから始まった関係ではありますが、恋人は楽しいことを一緒にしたい、幸せな気分を味わいたいという感情が多いです。そのため、相手との価値観が合わなかったり、将来のビジョンが違ったりすると関係が終わってしまいます。
それに対して、パートナーは良い面も悪い面も受け入れた関係で、好きという感情だけではなく、信頼や協力という形でも繋がっています。
なので、全てを受け入れられるかの違いがあるのではないでしょうか。
求めるもの
恋人とパートナーでは、相手に求めるものも違うとされています。
恋人の関係であれば、ルックスや面白さ、共通点、スキンシップなどを相手に求め、それを基準に付き合う人を決めることが多いですね。
一方で、これからの人生を一緒に歩んでいくパートナーの場合では、相手に求めるものが変わってきます。パートナーの場合は、誠実さや価値観、責任感といった内面を重視することが多いです。
特に、パートナーは結婚へと発展していくような関係であるので、夫婦生活を続けていく上で誠実さや価値観などは重要になってくるので求められるのではないでしょうか。
責任感の有無
パートナーは結婚後も使われる言葉であり、恋人関係とは比べものにならないほどの責任があります。そのため、恋人とパートナーの違いは責任感の有無ではないでしょうか。
恋人の関係であれば、何かあった場合にすぐに別れるという選択をすることができます。また、恋人同士はまだ他人であるので、相手が急に仕事を辞めてしまっても、さほど緊急事態ではありません。
それに対して、パートナーは好きというだけではない関係で繋がっており、子供がいる場合もあるのでお互いに強い責任感を持っていることが求められます。
金銭感覚や生活スタイル
恋人とパートナーでは、相手の金銭感覚や生活スタイルに対する感じ方も変わってくるのではないでしょうか。
恋人の状況であれば、相手の金遣いが荒かったり、不規則な生活をしたりしていても同棲をしていない限りはさほど気にならないと思います。
しかし、様々なことを共有していくパートナーになると、話が違いますね。パートナーは全てを共有していく関係であるので、相手の経済状況が自身にも影響してくるので金銭感覚などに関心を持ちます。
なので、恋人からパートナーになるならば、事前に金銭感覚などはチェックしておきましょう。
ダーリンとハニーの意味や違いを徹底解説!
ドラマなどを見ていると、夫婦間で旦那さんのことをダーリン、奥さんのことをハニーと表現することがあります。しかし、日本ではあまり使われることがないので、ダーリンとハニーの本来の意味などを知っている人は少ないのではないでしょうか。
また、愛情表現をするときに使われているダーリンとハニーの違いなども気になりますよね。
それでは、ダーリンとハニーの意味や違いについて詳しくみていきましょう。
ダーリン
ダーリンは英語でdarlingと書き、愛しい人、最愛の人という意味があります。そのため、ダーリンの本来の意味では、男女の区別はなく、大切な人への呼びかけで使われるようです。
ただ、日本では1971年に放送された『奥さまは魔女』というドラマで、主人公が夫に対してダーリンと呼んでいたことから旦那さんや彼氏に対する呼びかけという認識が広まったと思われます。
ハニー
ハニーという言葉の元々はHoneyで、意味は直訳するとはちみつです。ただ、恋人などが呼びかける時などに使うハニーは意味が異なってきます。
恋愛などの場面でハニーという言葉が使われた場合、意味は恋人や愛する人、可愛い人という表現になるそうです。ハニーもダーリンと同じように男女双方への呼びかけとして使用されることが多いですが、日本では女性に対して使用されるものとして認識されていますね。
また、海外でも「Hello! Honey~」のように男性が女性に使っている場面が見受けられます。
違いはない?
ダーリンとハニーはどちらも愛しい人や最愛の人に対して使われる言葉なので、さほど2つの単語に違いはないとされています。
また、日本では男性がダーリン、女性がハニーであると認識されていますが、本来の意味的にはどちらにも当てはまる言葉です。
ただ、ダーリンはイギリスで使われることが多く、ハニーはアメリカで多用されることがあるとされています。また、ダーリンの方がハニーよりもフォーマルであるとされており、小説や詩といった文学的な場面で使用されることが多いそうです。
まとめ
今回は恋人とパートナーの違いは何か、ダーリンとハニーの意味や違いを徹底解説しました。
恋人とパートナーの違いは様々な要因が挙げられますが、全てを受け入れて一緒に歩んでいける関係であるか否かが大きいのではないでしょうか。
また、そういったことができ、パートナーになった2人がダーリンやハニーと呼び合うことができるのかもしれないですね。