現代は結婚祝いにのしを使うことが一般的でしたが、かつては長寿や反映の意味を持っている乾燥させ伸ばしたアワビが添えられていました。時が流れて現在は結婚祝いに神ののしが使われていますが、表書きに「寿」と「御祝」のどちらを書けばいいのでしょうか。
そこで今回は、結婚祝いののしは「寿」と「御祝」どっちなのか、お返しのマナーも解説します。
結婚祝いののしは「寿」と「御祝」どっち?マナーを解説
日本の冠婚葬祭には様々な決まりがあり、知らないと恥をかいてしまったり、相手に不快な思いを与えてしまったりすることがあります。知っておくべきことが多い冠婚葬祭関連ですが、結婚祝いののしは「寿」と「御祝」どちらを使用した方がいいのでしょうか。
また、それ以外の結婚祝いののしに関するマナーなどを知っておいた方がいいですね。
それでは、結婚祝いののしは「寿」と「御祝」どっちなのか、それ以外のマナーについて解説します。
どちらでも
現代では結婚祝いののしは「寿」「御祝」のどちらでも問題ないとされています。あくまで、プレゼントを贈る目的が分かることが大切だと考えられているからのようです。
しかし、結婚祝いののしは「寿」「壽」「御結婚御祝」が一般的だとされています。「御祝」を結婚祝いののしに書いても問題ありませんが、入学祝いなど他のお祝い事でも使用されるので、特別感を演出するために「寿」や「壽」、「御結婚御祝」を使った方が良いかもしれないですね。
4文字は避ける
結婚祝いののしに関してはそこまで面倒な決まりなどはありませんが、表書きを書く際には4文字にならないように注意しなければなりません。日本では古来から数字の「4」は「死」と同じ発音することなどから不吉とされており、縁起が悪いと考えられています。
そのため、「御結婚祝」という文言は避けるようにしましょう。
贈り主の名前を書く
結婚祝いののしに贈り主の名前を書くことは、マナーではありません。しかし、出席者などが多かった場合、新郎新婦が誰からものを受け取ったかを把握できなくなってしまうことが少なくないようです。
また、お祝い事の後に誰から受け取ったのかを把握するのは大変ですし、贈った側もお礼などがなかったモヤモヤしてしまうこともあるので、名前は書いておいた方がお互いにいいのではないでしょうか。
結婚祝いのお返しのマナーも解説!
結婚祝いは結婚したことをお祝いして贈られるもので、それに対する返礼品として贈られるものを内祝いと言います。そのため、結婚式に参加していたくれた人などに対して贈られるものですが、贈る物やタイミング、金額など気にしなければならないことが多いようですね。
親しい人であれば、問題ないかもしれませんが、会社の上司など目上の人などが参加しているのであれば、より一層気を引き締める必要があります。
それでは、結婚祝いのお返しのマナーについて詳しくみていきましょう。
なるべく早く言葉を伝える
結婚祝いを貰った際には、なるべく早く感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
直接やり取りを行なっていれば、受け取った際に言葉を伝えることができますが、そうではないときには電話もしくはメールや手紙などを使うのが良いとされています。
やはり、お祝いの気持ちを持って物を贈っていたとしても、それに対する感謝の気持ちなどが感じられないと、関係性に亀裂が入ってしまうこともあるので注意しましょう。
なので、どうしても時間がないという時はLINEで感謝の気持ちを伝えて、後日電話などをするのがベストなのかもしれません。
1ヶ月以内
結婚祝いのお返しをするのは、挙式などが行なわれて1ヶ月以内が目安だとされています。
なぜ1ヶ月以内が良いとされているかというと、なるべく早い段階で贈ることで相手に対する感謝の気持ちが伝わりやすくなり、丁寧な印象が持たれるからのようです。
ただ、結婚祝いのお返しなどを挙式後に手配したりするのは時間がかかってしまいますし、そこから同居する場合であればかなり忙しいことが予想されるので、余裕をもってスケジュールを組み、決めておいた方が良いとされています。
理想は直接手渡し
結婚祝いのお返しは贈る物などによっても変わってくると思いますが、理想は直接手渡しだとされています。結婚祝いのお返しを直接手渡しすることで、感謝の気持ちや世間話をすることができますし、贈り忘れといったミスを防ぐことができると考えられています。
また、どうしても結婚祝いのお返しを直接手渡しできない時は、チェックリストなどを作成し、お礼状を入れて郵送するようにしましょう。
バランスの取れた金額設定にする
結婚祝いのお返しの金額は明確には決まっていませんが、半返しが基本だとされています。例えば、30,000円の結婚祝いの品を貰った際には半分の15,000円ほどの品をお返しとして選ぶのが無難だと考えられているようです。
もし、貰った物以上の金額にしてしまうと、相手に気を遣わせてしまいますし、反対に安すぎると軽んじていると思われてしまうこともあるので半返しを意識しておきましょう。
結婚祝いのお返しにおすすめなのは?
結婚祝いのお返しはセンスが問われる場面で、不必要なものなどを選んでしまうと相手としても困ってしまいますよね。また、食品系であれば賞味期限が短いものは避けるべきとされていますが、どういったものが喜ばれるのでしょうか。
カタログギフト
近年、結婚祝いのお返しとしてカタログギフトが贈られることが少なくありません。
カタログギフトは予算内であれば、受け取った人が好きなものを選ぶことができ、多種多様なアイテムが揃っていることから人気が高いようです。
また、食べ物や消耗品などだけではなく、値段によっては体験型サービスもカタログギフトには用意されているので、幅広い層に対応することができます。
ちょっとした高級品
結婚祝いのお返しとして、普段自分では買わないようなちょっとした高級品を贈るのもおすすめだとされています。
高級調味料セットや高級チョコレートなどは多くの人が興味を持つものですし、特別感もあって贈りものとしても格も悪くありません。特に、調味料系などは誰もが使うものなので、贈られて困る人が少ないのもおすすめポイントの1つになっています。
また、賞味期限などがない高級タオルセットなども人気となっているようです。
まとめ
今回は結婚祝いののしは「寿」と「御祝」どっちなのか、お返しのマナーも解説しました。
結婚祝いののしやお返しものは、相手に対してお祝いや感謝の気持ちを伝えるためのものなので、事前にマナーなどを知っておくことが重要になっています。
また、結婚祝いやお返しものを渡す時に一言添えたりすることで、より気持ちが伝わりやすくなるので、相手を思いやる気持ちを常に持っておきましょう。