家中これ1本でピカピカになると評判のウタマロクリーナーですが、実は「やめた」「いらない」という声も意外と多いんです。この記事では、ウタマロクリーナーをやめた人のリアルな理由から、意外と知られていない「使えない場所」、そして代わりに使える優秀な洗剤まで、デメリットも含めて徹底的に解説します！
ウタマロクリーナーを「やめた」人が感じた理由は？
「万能洗剤」として人気のウタマロクリーナーですが、長く使っているうちに「あれ？これじゃなくてもいいかも」と感じて離脱する人が増えています。
実際に「やめた」という人が挙げている主な理由は、大きく分けて3つあります。
1. 頑固な汚れには正直「力不足」を感じる
ウタマロクリーナーは中性洗剤なので、素材を痛めにくいというメリットがある反面、「強烈な汚れ」には弱いという弱点があります。
- 何年も放置した換気扇のギトギト油汚れ
- お風呂場のパッキンに深く根付いた黒カビ
- トイレの固まった尿石
こういった「特殊な洗剤が必要なレベル」の汚れに対しては、ウタマロクリーナーで何度こすっても落ちないと絶望してやめてしまうパターンも多いようです。
2. コスパが悪い？「すぐになくなる」問題
「家中これ1本」ということは、裏を返せば「家中すべての掃除にこれを使う」ということ。毎日キッチン、お風呂、床、トイレとシュッシュッしていると、驚くほどのスピードで中身が減っていきます。
- 「便利だけど、毎月何本も買い足すのが手間」
- 「場所ごとに専用の安い洗剤を買ったほうが、結果的に安上がりだった」
というように、コストパフォーマンスの面で「いらない」と判断する人も少なくありません。
3. 床拭き後の「ヌルヌル・ベタベタ」が不快
フローリング掃除に使った後、「なんだか床がペタッとする」と感じたことはありませんか？実はこれ、ウタマロクリーナーに含まれる界面活性剤が残っているサインなんです。ウタマロクリーナーは汚れを落とす成分（界面活性剤）の濃度が5%と高め。
そのため、原液のまま床にスプレーして拭き取ると、洗剤成分が完全には拭き取れず、乾いた後にベタつきの原因になってしまうことがあります。
ウタマロクリーナーに「使えない場所」がある？
「万能」と言われるとどこでも使いたくなりますが、実はウタマロクリーナーには「使えない場所」が存在します。これを知らずに使ってしまうと、大切な家具や家電をダメにしてしまう可能性も。失敗を防ぐために、以下のリストを必ずチェックしてくださいね！
ウタマロクリーナーが使えない場所や素材
| カテゴリ | 具体的な場所・モノ | 使えない理由 |
| 水気に弱いもの | ・無垢材のフローリング ・水拭きできない壁紙 ・革製品（ソファ、バッグ等） | 水分を吸い込んでシミや変色、カビの原因になります |
| デリケートな素材 | ・うるし塗り製品 ・金銀などの貴金属製品 ・天然石（大理石など） | 素材のツヤが失われたり、変質して曇ったりする恐れがあります |
| 精密機器・画面 | ・テレビやPCの液晶画面 ・プラズマディスプレイ ・車の塗装面 | 表面のコーティングが剥がれてしまい、画面が見づらくなるリスクがあります |
特に注意したいのが「液晶画面」と「無垢材の床」です。
ウタマロクリーナーが使えない場所を知らずに、「キレイになるから」と安易に使ってしまい、後悔するケースも多いようです。
デリケートな場所には、必ず専用のクリーナーや乾拭きで対応しましょう！
デメリットから見る「ウタマロクリーナー」の弱点まとめ
デメリットばかりお伝えしましたが、もちろんメリットもたくさんあります。では、これだけ賛否両論ありながら、ウタマロクリーナーはなぜ人気なのか？「やめた」という人がいる一方で、今なお根強いファンに支持され続けるのには、ちゃんとした理由があるんです。購入を迷っている方は、ここが許容できるかがポイントになります。
除菌効果がない
あくまで「汚れ落とし」がメイン。菌を取り除きたい場合は、アルコールスプレーなどが別途必要です。
泡切れがあまり良くない
泡持ちが良い反面、水で流すときにいつまでも泡が残ることがあります。お風呂掃除などでシャワーの水をたくさん使うことになるかも。
スプレー範囲の調整ができない
スプレーが一点に集中しやすく、広範囲にふわっと広がりません。広い床などを掃除するときは、スポンジなどで伸ばす手間が必要です。
「いらない」とは言わせない！ウタマロならではのメリット
デメリットばかりお伝えしましたが、もちろんメリットもたくさんあります。「やめた」という人がいる一方で、根強いファンがいるのには理由があります。
1. 手肌への優しさはトップクラス
ウタマロクリーナーの最大の特徴は、主成分がアミノ酸系洗浄成分であること。これはシャンプーや洗顔料にも使われる成分で、素手で使っても手荒れしにくいんです。「ゴム手袋をするのが面倒！」というズボラさんには、これ以上ないメリットですよね。
2. ミニマリストには最強の相棒
全ての洗剤ボトルを管理するのは大変ですよね。
- 「お風呂用」
- 「トイレ用」
- 「キッチン用」
- 「ガラス用」
ウタマロクリーナーなら、これらを1本に集約できるので、収納スペースが劇的にスッキリします。
3. ツンとした臭いがない
塩素系漂白剤のような強烈なニオイがなく、爽やかなグリーンハーブの香りです。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、ニオイを気にせず気軽に使えます。
ウタマロを「やめた」人が選んだ！代わりの洗剤ランキング
「ウタマロのデメリットが気になる」、「もっとコスパ良く、汚れに特化した掃除がしたい！」そんな方のために、ウタマロクリーナーをやめた人が実際に乗り換えた代わりの洗剤をランキング形式でご紹介します。
ただ、ウタマロクリーナー自体が役に立たないというものではなく、ウタマロクリーナーよりいい商品を見つけた！というものです。
【第1位】セスキ炭酸ソーダ（油汚れに最強！）
ウタマロが苦手な「ギトギト油汚れ」には、アルカリ性のセスキが効果てきめんです！
- 得意な汚れ：換気扇の油、コンロ周りのベタベタ、手垢
- 粉末タイプを買えばコスパ最強
- 水に溶かしてスプレーにするだけでOK。
- 換気扇のベタベタにスプレーして拭き取るだけで、驚くほどスッキリ落ちます。
【第2位】クエン酸（水回りの救世主）
ウタマロでは落としきれない「水垢」「尿石」などのアルカリ性の汚れには、酸性のクエン酸がベスト。
- 得意な汚れ：鏡のウロコ汚れ、電気ポットのカルキ、トイレの黄ばみ・尿石
- ナチュラル成分なので、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心。
- トイレの床や便器の裏側にスプレーして拭き掃除可能
- アンモニア臭の消臭効果もあり！
【第3位】バスマジックリン（お風呂掃除の王道）
お風呂掃除に関しては、やはり専用洗剤の使い勝手が圧勝という声も。
- 得意な汚れ：皮脂汚れ、湯垢、カビ（軽度）
- 泡切れが良く、掃除の時短になる。
- 除菌・防カビ効果がついているものも多い。
- 毎日の浴槽掃除はこれにお任せ。
- 泡立ちと泡切れのバランスが絶妙です。
まだ捨てないで！ウタマロクリーナーを「賢く使いこなす」裏技
「まだ家にウタマロが残ってる」、「便利だから使い続けたいけど、ベタつきはどうにかしたい！」そんな方のために、ウタマロクリーナーのデメリットをカバーして、もっと快適に使いこなすコツを伝授します。
これを知っていれば、ウタマロはもっと輝きますよ！
1. 「水で薄めて」使えばベタつかない！
床掃除や家具拭きに使うときは、原液ではなく水で10倍程度に薄めて使いましょう。これだけで「拭いた後のベタベタ感」が解消され、サラッとした仕上がりになります。もちろん、洗剤の減りも遅くなるのでコスパも大幅アップ！一石二鳥ですね！
2. 頑固な汚れには「ウタマロパック」
どうしても落としたい頑固な汚れには、「湿布法（パック）」が有効です。
- 汚れている場所にウタマロクリーナーをスプレーする。
- その上からキッチンペーパーを貼り付ける。
- さらに乾燥しないようにラップで覆う。
- 1時間ほど放置してから拭き取る。
こうすることで洗剤成分が汚れにしっかり浸透し、落ちにくかった汚れもスルッと落ちるようになりますよ。
3. 場所によって「使い分け」が正解
「全部これ1本」にこだわりすぎないことが大切です。
- 毎日の軽い掃除：ウタマロクリーナー
- 大掃除や頑固な汚れ：カビキラーやセスキ炭酸ソーダ
このように、適材適所で使い分けるのが、一番ストレスなく家をキレイに保つ秘訣です。
「結局、私には必要？不要？」判断基準チェックリスト
ここまでメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、「自分の生活スタイルに合うのかな？」とまだ迷っている方もいるかもしれません。そこで、ウタマロクリーナーが「向いている人」と「向いていない人」の特徴をまとめてみました。自分がどちらに当てはまるか、ぜひチェックしてみてくださいね！
| あなたはどっち？ | 特徴 |
| ウタマロが向いている人 | ・「こまめ掃除」派（汚れを溜めない） ・洗剤の数を減らして収納をスッキリさせたい ・強い洗剤のツンとしたニオイが苦手 ・素手でササッと掃除がしたい |
| ウタマロが向いていない人 | ・「まとめ掃除」派（汚れを溜めがち） ・コスパ最優先！安い洗剤を使いたい ・カビや除菌もしっかり対策したい ・床拭き後のサラサラ感を重視する |
もし「向いていない人」に多く当てはまる場合は、無理にウタマロ1本に絞らず、先ほど紹介した「セスキ」や「専用洗剤」との併用を検討するのが正解です。逆に「向いている人」に当てはまるなら、ウタマロクリーナーは最強の時短アイテムになってくれますよ！
まとめ
ウタマロクリーナーは万能で便利な洗剤ですが、「頑固な汚れに弱い」「コスパが気になる」「床がベタつく」といった理由からやめる人もいます。また、液晶画面や無垢材など「使えない場所」があることも忘れてはいけません。ご自身のライフスタイルや掃除の頻度に合わせて、ベストな掃除アイテムを選んでみてくださいね！
